名前は未だ無い(仮)hatena版

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THE W 2019

THE W(2019年12月9日、日本テレビ系)を拝見させていただきました。

TVerでネタの部分を中心に、審査員のコメントとか会場の芸能人のコメントは省いて見ました。

 

THE Wについては「わざわざ、性別を分けて大会にする必要があるのか?」とか、周りから聞こえてくる運営側の不手際のうわさ」が邪魔に感じて、録画をして残してはいるのですが、前回と前々回とも見ておりません。

他にも賞レースはありますし、また、賞レースは関係なくても、ライブを見たり、YouTubeなどでネタを見ることができる時代なので、いろんなこだわりを持たず、好きなように見ればいい、と思っていますし、また、女性芸人のレヴェルは上がっているので、女性芸人に対する偏見ということは、ここ近年ではあまりないとは思いますが、女性だけの大会ということで、

「純粋に出場者が少ない」

「競争力に疑問を感じる大会」

というように感じられる方もいるようですが、私はあまり、どうでもいいのです。ただ、周りの雑音が邪魔で見る気をそがれておりました。

が、今回、ネタ中心ではありますが、見させていただき、たいへん、面白かったので、ブログで感想を書きたいと思いました。

むしろ、他の賞レースで面白いのに落とされていたであろうネタが、女性芸人限定ではあるけれど、地上波のテレビで見られることはよいことのように感じました。

また、余裕があれば前回、前々回のも、録画して残したDVDを探して、ネタを中心に見ようかなと思っています。

 

それと、THE Wをまだ見ていない人がいたら、あるいは、見ていなくてもおすすめの動画を貼っておきます。

ニューヨークのチャンネルに女性芸人に詳しい、馬鹿よ貴方はの新道さんがゲストで出ていた回です。

私はTHE Wを見る前に見ており、とても参考になりました。

 


THE W 2019を100倍楽しむ方法!女芸人に詳しい新道竜巳登場【そのこ・にぼしいわし・123☆45・ハルカラ・3時のヒロイン・おかずクラブ・はなしょー・阿佐ヶ谷姉妹・つぼみ大革命・紺野ぶるま】①

 


THE W 2019を100倍楽しむ方法!女芸人に詳しい新道竜巳登場【そのこ・にぼしいわし・123☆45・ハルカラ・3時のヒロイン・おかずクラブ・はなしょー・阿佐ヶ谷姉妹・つぼみ大革命・紺野ぶるま】②

 

それと、こちらは、馬鹿よ貴方はの新道さんのごみラジオでの生配信の「THE W」後の感想のライブ動画も貼っておきます。こちらは当日の生配信の調子が悪くて聞きにくいですが、新道さんの興奮と情熱が伝わってくるものです。

 


宿命のライバル、ハルカラVS123☆45 女芸人No.1決定戦 THE W 2019 について

 


女芸人No.1決定戦THE W 2019 準優勝「はなしょー」について

 

これからは素人が勝手に感想を書きますが、お許しください。

 

・ そのこ(吉本興業)

まだ、芸歴が1年に満たない元陸上自衛隊員さんの方で鉄道放送のネタをやっておられました。

確かに英語に入ると何とも言えない、エロまろやかな感じになりますよね。

 

・にぼしいわし(スパンキープロダクション)

放送時に彼女たちが所属するスパンキープロダクションのホームページのサーバーが落ちたそうです。

まさか、ゆりやんさんとかガンバレルーヤとかと同期とは。人材豊富な年ですね。

今年のM-1グランプリでは準々決勝までいった実力者です。

 

・123☆45(イズミ・ヨーコ)(フリー)

昔、見た憶えがありますが、事務所を離れたり、活動を休止していたのですね。

放送中、岩手県野田村のホームページのサーバーが落ちていたようです。

お国言葉は漫才の武器になりますね。そんなことを隠さず言っても嫌みにならなかったのがよかったです。

 

ハルカラ(ケイダッシュステージ)

新道さんの123☆45とのライバル関係の話や女性芸人の少ない地下ライブ時代の頃の扱いから、めげずに活動し、実力を伸ばしてきたという話はハルカラを応援したくなるものでした。

子供の親同士の気遣いと気まずさがよく描けていたと思います。

 

3時のヒロイン(吉本興業)

トリオだけど、1人もポンコツがいないトリオです。ネタを書いている福田さんについては後ほど。(新道さんの解説、ありがたいです。)

海外ドラマ吹き替え風の漫才コントが冴えていました。

 

おかずクラブ(吉本興業)

ニューヨークが言ってましたが、ニューヨークと3時のヒロインの福田さんはおかずクラブとも同期とか。

ネタのオリジナリティと独自の世界感はこの大会で随一だったと思います。

 

・はなしょー(ワタナベエンターテイメント)

今大会で一番のコントだったと思います。

ネタは、普段、姑にいびられている嫁が姑を追い込むコントで、あの順序で攻められたら、嫁からの妥協案は辛いものであっても受け入れるよなあ、と納得させられるコントでした。

 

阿佐ヶ谷姉妹(Ash&D)

ベテラン。

お見かけするだけで笑える存在感はさすがです。

YouTubeの朝の動画も見ましたが、さりげない行動だけでクスッと笑えるのはすごいですね。

この大会では少し、調子が良くなかったのかな、と思いましたが、実力を考えたら大本命という感じの雰囲気の中でも面白いのはさすがです。

 

・つぼみ大革命(吉本興業)

本職ではない、アイドルの方々の参戦でしたが、皆さん、キャラもたっており、入れ替わり立ち替わり、8人が入り乱れても、混乱せず、むしろ、皆んなが生きるコントだったと思います。ツッコミ担当の方もうまかったです。(総メンバーは9人です)

それと、ネタを書いたのは元メンバーで3時のヒロインの福田さんらしいという話を聞きました。

ということは、福田さんは元々は芸人指向ではなかったということでしょうか。どういういきさつで本格的に芸人になったのかはわかりませんが、すごい才能だと思いました。

 

紺野ぶるま(松竹芸能 東京)

○○○なぞかけ、好きです。

それはともかく、R-1ぐらんぷりに2回、THE Wで3回も決勝に進出している実力者です。

ですが、いつも決勝との相性が良くないようです。

今回もネタは面白かったのですが、いまいち、インパクトに欠けたかなと思いました。

 

最終決戦

 

・はなしょー

ネタは1回目の方が好きでしたが、保育園の先生のプライベートの悩みと仕事をしなくてはという区切りがつけづらいという心境がうまく描かれていたと思います。

また、園児が相手ということもあり、バックの曲が鍵盤ハーモニカ(私の時代は「ピアニカ」といっていました。)というのも良かったです。

 

3時のヒロイン

いやー、福田さんはすごいですね。

まず、選曲がいいですね。

パーティー会場に入る時はDaft Punkの「One More Time」のオープニング部分が流れ、それ以降はJulia Michaelsの「Uh Huh」が流れます。その曲の「Uh Huh」で頭や体を激しく動かす、その感じが曲と合っていましたね。

ダフト・パンクは19年前のヒット曲でMVが松本零士先生のアニメーションで作られていて素晴らしい出来なので、YouTubeで探してみてください。

そして、ジュリア・マイケルズさんの曲は2年前のヒット曲だそうですが、43歳の私には新しい曲の情報の更新が、若い時より著しく、鈍くなっているので知りませんでした。シンガソングライターの方だそうで、色んなミュージシャンに楽曲を提供されている方で、そこでもヒット曲をたくさん出している方だそうです。

私は「Uh Huh」という曲に嵌まり、久々に有料会員に戻った、定額音楽配信サイト、Spotifyで早速、お気に入り登録してヘビロテで聞いております。

 

優勝は3時のヒロインでしたね。

おめでとうございます。

 

惜しくも優勝を逃しましたが、はなしょーも面白かったですね。

 

THE Wという大会自体は来年、開催されるかどうかはわかりませんが、この大会を過小評価するのは間違っているなあ、と思いました。

ネタのクオリティも高く、演者のスキルも高かったです。